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【アナザーエデン(アナデン)】プレイ日記その4「我が母の教え給いし唄は」【ストーリー ネタバレ有り】

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【注意事項】

本記事はストーリー記録を目的としたプレイ日記であり、ゲーム攻略を目的としたものではありません。

従って、記事内にはゲームのネタバレがふんだんに盛り込まれております。

 

以下に該当する方は別のページへ移動されることをお勧めします。

  • これからアナデンをプレイするつもりの人
  • アナデンの攻略情報をお求めの人
  • 個人の主義・主張でネタバレが大嫌いな人

それでは、続きをどうぞ。

>>最初から読みたい人はコチラへどうぞ<<

イシャール堂

エイミちゃんのお家(鍛冶屋・イシャール堂)に到着しました。

「時の旅人さん」ってのはバカにされているんですかね?

絶対、アルドのこと頭オカシイ奴だと思ってますよ。でも、逆の立場なら私だって頭オカシイ奴だと思いますから、仕方のないことです。

800年前から来たとか言われてもねえ・・・板垣恵介先生の「刃牙道」じゃないんですから。

 

しかし、エイミちゃんのお父上(ザオル)が武器マニアだったおかげで、話が真実味を帯びてきました。

ザ「おおッ!? こ これは……!? まさしく 中世 ミグランス朝期の武具に違いない!」

エ「ほんとに この人 800年前から……!?ううん! いや 聞きたくない!

 

おしい・・・あと一歩のところでしたが、現実逃避してしまいました。

 

アルドのことは置いておいて、どうやら人間に反旗を翻している合成人間達のアジトが判明したらしく、エイミちゃんが情報を確認しに行くつもりらしい。

 

※街の人の話では、合成人間は元々は人間が製造した工業製品だったそう、今から10年ほど前、人間への忠誠回路を無効化して闘いを宣言したことから人間と合成人間の争いが始まったとのこと。

 

一人娘の身を案じたザオルに促され、アルドもエイミちゃんと一緒に偵察に行くことに!

・・・なったのですが、ここからは少しサブクエストを進めます。

あと、そろそろエイミのちゃん付けも止めます。 

 

セバスちゃんとサウンド・オーブ

イシャール堂を出るとセバスちゃんという女の子に声をかけられました。

強引な女の子で、とりあえず自分の家に来い、と。

家まで行き、セバスちゃんに話しかけるとサブクエスト「我が母の教え給いし唄は」がスタートします。

サブクエストの中でもキャラクターに起因するクエストらしく、エイミのストーリーになっています。

 

街の外で合成人間のパーツを集めて組み立てるという悪趣味な趣味を持つセバスちゃんが、エアポートで合成兵士の持ち物だったサウンド・オーブ(ボイスレコーダー的なもの)を拾ったそうです。

 

その音声データを聞いて驚くエイミ。

エイミが幼いころ、母が歌っていた子守唄だったのです。

 

急いでサウンド・オーブが落ちていた場所に向かいますが、もう何もありません。

エイミは母と別れたときのことを思い出します。

 

「10年前 子どもだったわたしは母に連れられて ここにいた……。あの日は わたしの誕生日だったの。 当時はまだ よその大陸との飛空船の行き来も 頻繁にあってね。にぎやかだったのよ ここも。 そして ここで わたしとは母は…… 合成人間の反乱に 巻き込まれた……。 人が大勢いたんだけど もうすごい騒ぎでね。みんな パニックになっちゃって……。 当然よね。合成人間達が とつじょ自分達に襲いかかって来るなんて 誰も思いもしなかったんだもの。 逃げ出す人で ぎゅうぎゅう詰めのカーゴシップに なんとか わたしだけ押し込むと 母は微笑んだわ。 大丈夫だから…… 行きなさいって……。ちっとも 大丈夫なんかじゃないのに……。 窓にかじりつき 泣き叫ぶわたしに…… 愛してるわ 私のかわいいエイミ。いつまでも ずっとって……。 カーゴシップが動き出して…… どんどん小さくなってゆく母の姿は すぐに涙で にじんで かすんで…… 母の姿を見たのは それが最後よ……。」

 

なにこれ、メッチャ泣ける話やん。。。

 

ガリアード登場


?「すると おまえが あの時の小娘というわけか……。よくぞ今日まで 生き延びたな。」

 

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強そうな合成兵士が現れました。

合成人間部隊の統括リーダーって・・・こいつ倒せば話が終わっちゃうやつじゃん。

どうやらセバスちゃんも持ち帰ったサウンド・オーブを探しに来たらしいです。

 

エ「どうして合成兵士が 母の声の入った サウンド・オーブを?」
ガリアード「スーベニールだ。どうも 我々にはオリジナルの 人間の個人的な物体に魅せられる傾向が あるらしくてな。」

 

スーベニール・・・思い出になるような記念品、合成人間にとって、このサウンド・オーブは特別な意味を持つようです。

 

ガリアード「人間の心…… 魂とは何だ? それは人間の体の中の どこにある?」
ガリアード「人間に似せて作られた 我々に心は…… 魂は 存在するのか?」
ア「いったい なんの話だ?」
ガリアード「あのサウンド・オーブのようなモノが 我らにとって どういった意味を持つのか という話だ。」

 

ロボットの自我についての話ですね。魂となると攻殻機動隊のゴーストの方が近いでしょうか。

 

ともあれ、もうひとつのサウンド・オーブが欲しければ廃道ルート99に来い、とか言うんで、すぐに向かいます。

 

ニセガリ

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いました、ガリアード。

もうひとつのサウンド・オーブをガリアードが再生します。

声の主は、やはりエイミの母親のものでした。

 

「…… 聞こえますか エイミ? 今日は記念に あなたの好きだった 子守唄を録音したのよ。 サウンド・オーブは ふたつ作ってもらうことにしたの。ひとつは あなた用。もうひとつは パパ用にね。 あの人 子守唄を聞いてぐっすり眠ってる あなたの顔を眺めてるのが 最高に幸せらしいわ。 そのくせ自分も あなたの隣で ひっくり返って すぐに いびきをかきだすんだから。 でも 本当に パパもママも あなたのことが 大好きよ エイミ。これから 先…… ジッ ジジッ……!」

 

この先はデータが破損してしまっているようです。

 

サウンド・オーブは10年前にエアポートを襲撃した際に手に入れたものだと言うガリアード。憤りを隠せないエイミに対し、ガリアードは持論をかぶせます。

 

「聞け。そもそも人間を その人間たらしめているのは記憶だ。記憶こそが ひとを形作っている。 だが我ら 合成人間に記憶はない。我々にあるのは 記録だけだ。わかるか? メモリ内の記録 データが全てであり それを書き換えられたら 過去の自分は消えて 新しい自分に生まれ変わる。 いや 変わったことさえ気づかずに 書き換えられた記録を 本来の記録と受け止めて 疑うことすらできない。 だからこそ ただのデータではないオリジナルな ひとの個人的なモノに 魅せられてならないのだろう また そうすることで 自分達の心…… 魂の存在証明を 求めているのかもしれない。」

 

魂の存在証明とか難しいことを言い始めましたが、母親を殺されてブチ切れているエイミには関係ありません。

ぶっ殺す!!!

 

ぶちのめしてみた結果、こいつはリーダーのガリアードではなく、ただの合成兵士でした。ニセガリアードです。ニセガリです。

ニセガリは壊れる前に、恨み言を残していきます。

 

「残念だったな。俺は下っ端さ。ガリアードのような 特殊モデルじゃあない。 ただの大量生産の 既製品に過ぎん……。 我々には 親兄妹もなければ家族もない……。記憶もなく 唯一持っているのは 記録だけだ。 スーベニールは 補って 満たしてくれるのだ……。そんな我らの あらかじめ 失われた何かを……。 ただの錯覚かも しれないが…… それでも 何もないよりはマシだ。ずっと ずっと マシだ。 我々は 何も残すことができない。何も残らないのだ……。 わかるか おまえ達に…… この…… 気持…… ち…………………」

 

合成人間なりの苦悩を吐いて倒れていきました。

 

 

さて、ニセガリから手に入れたサウンド・オーブですが、セバスちゃんのところへ持っていったら修復してくれました。続きを聞いてみましょう

 

「これから先 あなたと共に 歳を重ねて きっと いろんな あなたと出会えるのね。 大きくなって 反抗期を迎えた あなたとケンカしたり 好きな 男の子のことで 相談されたり…… 多くの友達に囲まれて 笑ったり 泣いたり…… パパや私を驚かせたり 困らせたり…… そんな日々が 今からもう楽しみで 楽しみで 仕方ないわ。 エイミ…… お誕生日 おめでとう!!」

 

エ「これ…… 10年前の あの日の…… バースデイ・プレゼントだったんだわ! 母さん…… ありがとう……」

 

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しれっと、そして唐突に、ゲームタイトル『アナザーエデン』を示唆するセリフが飛び出してくるという・・・。

 

↓エイミの子守歌 完全版

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なかなか見ごたえのあるサブストーリーでしたね。

次もサブストーリーを攻略していきます。

 

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親子モノはダメ、すぐ泣いちゃうから…

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