【アナザーエデン(アナデン)】プレイ日記その31「ふたりの騎士と祈りの魔剣 -さよならを告ぐ者-」【ストーリー ネタバレ有り】
【注意事項】
本記事はストーリー記録を目的としたプレイ日記であり、ゲーム攻略を目的としたものではありません。
従って、記事内にはゲームのネタバレがふんだんに盛り込まれております。
以下に該当する方は別のページへ移動されることをお勧めします。
- これからアナデンをプレイするつもりの人
- アナデンの攻略情報をお求めの人
- 個人の主義・主張でネタバレが大嫌いな人
それでは、続きをどうぞ。
さよならを告ぐ者
外伝ストーリー「ふたりの騎士と祈りの魔剣」
第3話は「さよならを告ぐ者」、クリアするために何度も何度も迷宮に潜り、魔力を溜めました。
ついに、フードの女と少女と、ディアドラの関係が明らかになります。
魔剣の囁き
「……魔剣がな しきりに囁くのだ。『あの子を捜せ。すべての答えは そこにある』……とな」
魔剣の囁きに、迷宮の少女を捜しに行こうとするディアドラに、アナベルは猛反発!!
魔剣の言葉に黙って従うなど有り得ない、アナベルはこのことは団長に申し伝えさせてもらう、と言い残し去っていきます。
少女に会えば全てを取り戻せる、と言う魔剣の言葉。
力を使うと代償を失う魔剣なのに『取り戻せる』とはどういうことなのか。
謎の答えは出ないまま、ただ迷宮で少女を捜します。
少女の願い
迷宮の奥でついに少女を発見しました。
「ねえ お願い! お姉ちゃんを助けて……っ!」
血だらけになった姉を助けて欲しい、そう叫ぶ少女は、どうやら変な穴からこの迷宮に辿り着いたらしい。
このゲームで『変な穴』と言えば十中八九、時空の穴。
迷宮の鏡がアルドとディアドラを真実へと誘います。
時空の穴で燃え盛る村に飛んだアルド、ディアドラ、少女の3人。
(パーティーメンバーはアルドとディアドラだけになります)
ディアドラはこの村を知っている!?
そう、ここは魔獣に襲われて消えた、ディアドラの生まれ故郷だったのです。
魔獣を撃退しながら進むアルドとディアドラ。
しかし、姉を助けて欲しいと言う少女に対し、急にディアドラが冷たい言葉を発します。
「……私たちに 君のお姉さんを 助けてあげることはできない。……言葉のとおりだよ。私が手を貸せることはもうない。娘…… あとはお前次第ということだ」
フードの女
少女の姉は胸を貫かれていました。
どう見ても、助かる見込みはありません。
アルドが少女に辛い事実を伝えようとしたそのとき、フードの女が現れたのです。
「この場で お姉さんを助けられるのは……お前だけだ」
フードの女は魔剣を使う代償、少女の未来が想像を絶する苦難の道となることを伝え、魔剣を使うかどうか、選ばせました。
立ち去るフードの女、正体は……ディアドラでした。
「魔剣が 私に語りかけてきたのだ。いまこそ 真実の始まりと終わりが 結びつくときだと……。記憶に忠実に振る舞わねば 過去は歪み 未来が消えてゆく……」
一方、少女は覚悟を決め、姉を助けるために魔剣を使います。
魔剣フェアヴァイレの力が少女を蝕み、苦痛を与えますが、ついに契約を果たしました。
魔剣に名を問われ、少女は答えました。
「……ディア……ドラ……」と。
「わたし お姉ちゃんには助けてもらってばかりだったから…… 今度はわたしの番……っ! お願いフェアヴァイレ…… お姉ちゃんを…… アナベルお姉ちゃんを 助けて……っ!」
こうして、姉・アナベルの命は救われ、妹・ディアドラは全ての記憶を失って、魔剣フェアヴァイレと共に人生を歩み始めるのです。
魔剣が記憶と共に奪っていったもの、幼いディアドラが最も大切にしていたもの、どれは姉妹の絆だったのです。
だからこそ、再び二人が出会っても、生理的に受け入れらず、いがみ合う関係となってしまった、ということですね。
アナベルとディアドラ
「アナタたち…… ずいぶん迷宮に ご執心なのね。 私には 関係のないことだけれど」
迷宮から出てきた二人をアナベルが出迎えます。
ディアドラと魔剣のことを団長に報告した、その結果を伝えにきたのです。
しかし、ディアドラの手に、もう魔剣はありません。
あれだけ執着していた魔剣を『無用の長物』と言うディアドラと、呆気に取られるアナベル。
「……胸の傷は 痕など 残らなかったか?」
「傷……? 私の胸にあるのは 聖痕だけ……」
ディアドラの記憶は戻りましたが、アナベルの記憶は戻らないようです。
もう無茶をするな、と言い残して去っていくアナベルを見送り、ディアドラはその背に届かない声で「姉さん……」と呼ぶのでした。
絆は失ったが、思い出は取り戻せた。こうしてディアドラと魔剣フェアヴァイレのストーリーは幕引きとなります。
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外伝は終わりますが話は続きます、続くのです。
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