【背すじをピンと!】フツーの高校生が主人公の競技ダンス部活漫画 ついに最終回
週刊少年ジャンプで連載していた競技ダンス部の漫画
「背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜」
今週、最終回を迎えました。
大きな大会が終わって、急に2年後に話が飛んだのが数週間前。
巷では「打ち切りの流れだ」と噂になり、私も覚悟してきましたが、いざ終わるとなると寂しいものです。
しかし、考えてみれば全10巻という長さは、この作品にとっては丁度良い長さだったようにも思えます。
競技ダンス
競技ダンスの漫画といえば、月刊マガジンで連載中の「ボールルームへようこそ」が非常に人気です。
ガチンコの競技ダンスプレイヤー達が切磋琢磨し、才能ある主人公(素人)が成長していく様をシリアスに描く作品、実に面白い。
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講談社 (2012-05-17)
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背すじをピン!と(以下、背すピン)はこれとは違い「部活としての競技ダンス」を描きました。
主人公が素人であることは同じですが全く才能がありません!
パートナーの女の子も全く才能がありません!
それどころかアガリ症です!
幼少から競技ダンスを続けてきた三年生の先輩(トッププレイヤー)、高校から始めてプロを目指すようになった二年生の先輩(才能あるプレイヤー)、他校の超優秀なプレイヤー達に囲まれながら、楽しく競技ダンス部を続けていく平凡な主人公。
楽しく、とは言っても適当にやるわけではありません。
様々な大会に出場し、目標を持って、懸命に努力します。
結果は、地方の大会では決勝に行ったことがある、全国大会では万年予選敗退。
しかし、それこそが世の中にいるほとんどの高校生の「普通」ではないでしょうか。
スーパーマンではなく、普通の人の部活。
才能がなくても競技ダンスは楽しい。
そんな心温まる作品です。
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「ボールルームへようこそ」を読むと、競技ダンスはストイックで格好イイけど難しいスポーツのように見えます。
「背すじをピン!と」を読むと、競技ダンスは下手でも楽しめる誰でもいつでも挑戦できるスポーツのように見えます。
どちらも名作ですので、片方しか読んだことのない人は是非もう一方も読んでみて下さい。
どっちも読んでるぜ!って仲間は押してって
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