【サイコろまんちか】マンガで分かる心理学のススメ
脳内物質ソバカウリン
突然ですが、教科書の本文はいくら読んでも頭に入ってこないのに、合間に描かれたイラストのフキダシは覚えている。
マンガのシーンやセリフなら1、2度読んだだけで思い出せる。
そんな経験はありませんか?
これには実は理由があるんです。
イラストと会話文を視覚情報としてキャッチすると、脳には脳内物質ソバカウリンが分泌されます。
ソバカウリンは集中力、記憶力を高める効果があるため、会話イラストやマンガの内容は記憶に定着しやすいのです。
つまり、心理学に興味があるのであれば、専門書を買うよりも、心理学をテーマにしたマンガを読むべきなのです!!
もちろん全部嘘です!!
(ソバカウリン⇒ソバウカリン⇒ソウバカリン⇒ウソバカリン⇒うそばかりん)
でも、ほんのチョットだけでも信じそうになった人、あなたにはこんな心理効果が働いていたのです。
小出もと貴先生
この作品は月刊少年ライバル、及びマンガボックスで連載していた心理学マンガ。
サイコろまんちか
作者は小出もと貴先生。
第1回少年ライバルコミック大賞で入選を受賞後、2009年から同誌にてAKATSUKI -朱憑- の連載を開始。
2014年からサイコろまんちかの連載をはじめるも、同年7月に月刊少年ライバルが休刊。
その後はマンガボックスに移籍し、連載を続けました。
↓コミックス版
講談社
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私もマンガボックスでこの先生と作品を同時に知ったクチなんですが、
最近、ジャンプ+に掲載された読切作品「おかずサイト」が話題になりましたね。
ジャンプ+で配信中(2016年12月7日現在)
サイコろまんちか
主人公の女の子(アイドル)の残念っぷりは、サイコろまんちかの主人公(喪女)と雰囲気が良く似ています。
ある高校の心理学研究部を舞台に、主人公が心理学を使って先生や生徒の悩みを解決したり、自分の欲望を満たそうとしたり、いっつも下心がバレバレだったり、てんやわんやの部活ライフを満喫する心理学青春ギャグマンガ。
特に難しいことを考えずに、肩の力を抜いて楽しめる傑作です。
今回紹介したジンクピリチオン効果以外にも、印象を見た目で決めつけてしまう「ハロー効果」や、連想で記憶への定着を促す「プライミング効果」、「学習性無気力」、「セルフハンディキャップ」などなど、様々な心理学テーマが登場します。
全3巻ですぐ読めるし、場所も取らない!
なのにAmazonにコミックス版がない!!
なぜだ!!!
↓Kindle版
貸本サイト Renta! もオススメです。